1947-11-19 第1回国会 衆議院 水産委員会 第25号
しかしながら同港竣功以來十年餘、未だ港内の浚渫をなしたることなきため、毎年出水時には河口に土砂を流出し、沖合よりは波浪のため砂礫を打込み、水深著しく淺くなり、かつ四、五年前より六十トンないし百トン級の大型漁船の出入激増いたしまして、漁具漁獲物を滿載するときは、吃水八尺餘に及び、干潮時の出入は不可能の状態で、滿潮時といえども、超スロー運轉で辛うじて出入しおるの現状でございます。
しかしながら同港竣功以來十年餘、未だ港内の浚渫をなしたることなきため、毎年出水時には河口に土砂を流出し、沖合よりは波浪のため砂礫を打込み、水深著しく淺くなり、かつ四、五年前より六十トンないし百トン級の大型漁船の出入激増いたしまして、漁具漁獲物を滿載するときは、吃水八尺餘に及び、干潮時の出入は不可能の状態で、滿潮時といえども、超スロー運轉で辛うじて出入しおるの現状でございます。
併しながら同港竣工以來十年余未だ港内の浚渫をなしたることなく、ために毎年出水時には河口に土砂を流出し沖合よりは波浪のため砂礫を打込み水深著しく浅くなり、且つ四五年前より六十トン乃至百トン級の大型漁船の出入激増いたしまして、漁具漁獲物を満載するときは吃水八尺余に及び干潮時の出入不可能の状態で、満潮時と雖も超スロー運轉で辛うじて出入しておる決状でございます。